保管前は使っている時に付着した汚れを落とし、陰干しすることをおすすめいたします。汚れが付着したまま保管してしまいますと、鞄本体にカビが発生したり金属部分が錆びたり、劣化する原因となるからです。保管場所を決める際は、高温多湿が避けられる環境であることを確認してください。特に、長崎は梅雨から夏にかけて温暖多湿となるため、保管場所選びは大切です。

また、紫外線は退色の原因となりますので、日光が直接あたらない場所で保管しましょう。この時にポイントとなるのは、通気性について考えること。空気の入れ替えができる場所に保管することで湿気対策になります。

<型崩れ・押し跡の防止>

型崩れを起こさないよう、鞄の中に新聞紙を丸めて詰めて保管してください。新聞紙を詰めておくことで、鞄の中に湿気がこもるのを防ぎます。また、鞄の取っ手やベルト、金具が本体に密着していると押し跡の原因となりますので、接触を防ぐために各パーツの間に布やボール紙を挟んでおきましょう。

<ホコリ・カビの防止>

ホコリが被らないようにするためには、柔らかい布製の袋・空き箱が必用です。ビニール袋に入れて保管する方法はカビや変色の原因になってしまいますので、おすすめできません。

<保管中もケアが大切>

おさがりバッグとして再使用する場合、学校へ通うまでに長期間保管するようでしたら、保管中のケアも大切です。年に数回、よく晴れた日に風通しのよい場所で陰干ししてください。